備前焼について


歴史 十二世紀の終わり頃から始まったと考えられています。(六古窯)
須恵器の流れを汲んだ焼しめ(無釉)陶で分類はb器(せっき)となります。
すり鉢、壷、甕など生活に密着した雑器が生産されていました。
室町時代後半になって茶の湯が盛んになり、茶道具も生産されていきました。
人間国宝 金重陶陽、藤原啓、山本陶秀、藤原雄、伊勢崎淳
粘土 ひよせと言われる田んぼの深層部の鉄分を含んだ粘土。
現在は高火度に耐える山土を使用したり、成分が良く似ている合成備前粘土などもあり、それぞれの窯元、作家によって使用される粘土に個性があります。
焼成 登り窯、穴窯に3千点〜1万点の作品をつめ、松によって10日〜20日ほど焚きます。
温度帯は場所によって違いますが、1200度前後で焼き締まります。
備前焼祭り 備前市伊部駅前、10月第3日曜日とその前日の土曜日に行なわれます。
この期間は備前焼を2割引で購入することが出来ます。
全国から15万人以上の愛陶家が集まります。
施設 備前焼伝統産業会館、備前陶芸美術館、閑谷学校、陶芸センターなど。


 登り窯


備前焼の景色

桟切り さんぎり 炭桟切り。温度が達してしまう前に炭を作品にかけます。
炭がかぶったところは、グレー、白、青など様々な色の変化を見せてくれます。窯焚きの後半に行なわれる作業のため疲労や集中力の欠如によるやけどなどには注意した方が良いでしょう。
転がし ころがし 窯変。桟切りとほぼ似たようなものですが、炭ではなく薪を作品にかぶせます。
窯の作品の内の1割ぐらいしかとれませんし、焼成中に壊れることもありますから貴重です。素焼きしておいた方が無難です。
胡麻 ごま 灰がとけてガラス質になったもの。
ガラス質になってしまっててかてかした透明釉の状態はあまり喜ばれません。
電気窯でも焼けますが、1220度は越えない方が良いと思います。
牡丹餅 ぼた 作品の上に作品を置いた跡の模様。
大体丸い模様ですが、道具土で色々な形を作り、灰や炎をさけて故意的に模様を作ることもあります。
緋襷 ひだすき 作品に藁を巻き焼成。藁の部分が赤い。
生地と緋色のコントラストを美しく見せるためにさやに入れることもあります。
高温で酸化焼成。


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